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不透明な所属先との連携=異例の体制も高いハードル-日本陸連
 北京五輪のマラソン惨敗は構図のひずみにライトを当てた。これまで、男女とも所属先の指導者と選手の間で強化が完結。特に女子は、それで五輪連覇を含む4大会連続メダルと結果を出してきた。日本陸連が関与しなくても問題はなかった。
 だが、そうはいかなくなった。野口を欠場に追い込んだ故障の情報を、陸連は発表直前までつかんでいなかった。日本オリンピック委員会(JOC)の幹部からは「陸連はいったい何をやっているんだ」といった不満が噴出した。
 五輪後、陸連内部では河野会長や名誉副会長たちと、強化担当者らが2度にわたり会合を持った。重鎮たちは陸連が所属先に深く関与して情報を共有する必要性を訴えた。結果、ロード・長距離種目を強化委員会から独立させた2本立ての体制に。沢木専務理事は海外での情報収集などのほか、「選手のレベルよっては(けがの予防に)出場制限を加えることもしたい」と介入を考える。
 ただ、ある有力女子マラソン選手の指導者は「現場を知らない人たちが言っている。どうやって介入するというのか」と戸惑う。独自のノウハウを長年かけてつくり上げてきた自負があり、その指導法は一般化できないというわけだ。連携を強めたい陸連にとって、ハードルは低くない。
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2008111800870
マラソンなど強化部門独立 北京五輪不振で日本陸連
 日本陸連の河野洋平会長は18日、強化委員会から長距離、マラソン、競歩を独立させ、沢木啓祐専務理事を委員長とする「長距離・ロード特別委員会」を新設する方針を明らかにした。強化委は高野進委員長の下で短距離、跳躍、投てき種目などを担い、2本建ての強化体制で全般的に不振だった北京五輪からの立て直しを図る。
 昨年の世界選手権(大阪)は女子マラソンの土佐礼子(三井住友海上)、北京五輪も男子400メートルリレーの銅メダル各1個にとどまった。
 河野会長は短距離出身の高野氏が「全種目を見るのは大変」と述べ、北京五輪で惨敗したマラソンなどの再建を長距離が専門の沢木氏に託すことにした。同会長は「危機感がある。思い切った方針を打ち出し、強化していきたい」と語った。
ttp://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008111801000815.html
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